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三人宿

京都府 中学校1

【2年生】

「人間は自ら恐怖や不信を作り、勝手に疑心暗鬼に陥っている」
この言葉がとても印象に残った。

毎年恒例のすわらじ劇園による公演。今年はいつもの様な「最後は感動の涙」とは違い、終始愉快で楽しい劇だった。
江戸時代、大雨の中宿に泊まった越後屋幸助と相部屋の人たちをめぐる話だ。

人の外見だけで「悪そう」など勝手に決め自ら怖い思いをするというのが人間なのだと思うと、なんだか私達ってくだらないんだな、と感じた。
実際、私もそういうところがあるからだ。
そんなこと笑いで表現したこの劇はとても面白かった。


今年は喜劇なので昨年の劇とどこが違うのかに注目しました。
今年の「三人宿」の劇も昨年と同じく学べることがとてもありました。
開場が暗くなった瞬間劇が始まりました。
越後屋さんという人物が雨宿りするために甲州屋という宿屋に一晩泊まらせてもらいます。そしてまた目が見えない男性が甲州屋に泊まり、また違う男性が甲州屋に泊まることになりました。
もちろん物語がずっと良い方向に進むのではなく、悪い方向に進みました。泊まっている途中にイタチ小僧がこの甲州屋にいるとわかり、犯人探しが始まります。犯人探しが始まると越後屋さんたちはとても怯えていました。
イタチ小僧が甲州屋にいるとわかると、みんな誰も信じられないような状態になりました。でも雷が鳴りだすとイタチ小僧が現れ翌日にはイタチ小僧はもう捕まっていました。
目が見えないおじさんが言っていたことは、「目が見えないけれど人が美しいとか、そういう感情は見える」ということです。
すわらじ劇園の「三人宿」は笑いや大切なことを思い出させてくれる話でした。

京都府 高等学校1

【1年生】

江戸時代の梅雨の季節。越後屋幸助は長い間上方で商売をして、久しぶりに江戸へ帰ろうというところに大雨で足止めを食らい、仕方なく近くの旅籠へ泊まった時の話です。
劇はなかなか面白く、演技も上手かったのでついつい見入ってしまいました。
特に初めの方の「旅籠の忙しい」という雰囲気はうまく出せていたと思います。舞台の外から人が呼び掛けてきたり、ドタドタと忙しく廊下を歩く足音、バックで聞こえるほかの部屋の宴会をしているような騒ぎ声など、いろいろなところを再現しているので、まるで本当に旅籠の部屋に思えてきました。
飲み物を飲むシーンや、食べ物を食べるシーンもお椀の中、お皿の中にはなにもないのに見ていたら「あっ、今ご飯の上に魚の煮物を置いて食べた!」とわかり(僕にはそう見えました)、食べた後の幸せそうな顔が「そうだよな~」とおもってしまうような顔をしていました。きっと僕も実物の前でこんな顔をするだろうなと、同感できました。
飲み物のシーンでは、親分が部屋に戻ってきたときに、お酒とおちょこがあり、おちょこにお酒が入っていないのに親分が飲もうとしかけました。
途中で親分は気付きお酒を入れましたが、その時僕は「危ない危ない!」と思ってみていました。
僕は演技を観たり、自分でしたりすることが好きなので、またすわらじ劇園さんの劇を見るときはもっと学ばせてもらいたいと思います。


すわらじ劇園のお芝居を見せていただきました。
お芝居の中で一番感動したのは、商人があんまさんに話しかける場面です。
「富士山がとてもきれいですね。今まで見た中で一番美しいですよ」と、商人は相手が盲目であることを景色の美しさで忘れ、話しかけます。
しかし、あんまさんは怒ることも、傷つくこともなく答えます。
「私には景色は見えないこれど、綺麗だと思うあなたの心は見えますよ」私はその言葉にすごく感動しました。
あんまさんには確かに景色は見えないでしょう。しかし、綺麗だと思う気持ちは見えるといいました。
これは、お芝居の中のあんまさんだけじゃなくて、私達健常者であっても誰しもが持っている思いやりのある大切な気持ちなのではないかと思います。
今回のお芝居は面白く、またそれ以上に大切なことを思い出させていただけたものだったと思います。
よい経験が出来て良かったです。

香川県 中学校1

【1年生】

私は「三人宿」を観て、人の一人一人を信じて、自分の勝手な思い込みに惑わせられないようにする事を学びました。私は、勝手に思い込んだりしてとても大変だったことがあったので、劇を観ていて「私も現実だったらえちごやさんやあんまさんと同じ行動をとっているなぁ」と何回も思いました。
特に私は、あんまさんの動きが私の動きに似ているなと思いました。そして自分の勝手な思い込みというのはとても怖いなぁと思いました。
なぜなら自分の勝手な思い込みで、他の人にまで苦しくなるのはもちろんだけど、他の人にまで苦しい思いをさせてしまうからです。
また、人を信じるという事は大事なことだと改めて思いました。
なぜなら、人を信じていたら、たぶんこんな事態は起きていなかったと思うからです。なので、これから人を信じて自分の思い込みには十分注意して、人と接していきたいと思います。


最初は「三人宿」?どんな話だろうとわくわくしていました。
でも今日見てみると、とても面白いお話でした。一番面白かった場面は「あんまさん」という登場人物が親分に肩たたきをしているところです。
目をつぶったまま堂々と演技していてすごいなと思いました。
逆にハラハラした場面は「えちごやさん」という登場人物が働いて稼いだお金300両と「あんまさん」がお母さんの為に働いて稼いだ15両が、あの怖そうな親分に取られるのか取られないのかという場面です。でも結局親分は悪い人ではなくいい人でした。
人を見た目で悪い人と決めつけるのは駄目だとこの劇を見て変わりました。
あと目が見えない人でも相手が楽しければ見えない人も楽しい。相手の人が悲しかったら見えない人も悲しいという事も分かりました。
この劇をいろんな感情を味わえる劇でした。


「三人宿」を観て、私がすごく思ったのは、人を疑っちゃいけないという事です。なぜなら劇の中にも出て来たように、見た目が悪そうだったり、怖そうだったりするからと言って、この人は絶対悪い人だと決めつけてしまうと、その人がいくら良い人だったとしても、見た目にとらわれてしまって、その人は本当はどういう人なのか、という事に気づけなくなってしまうんだなと思いました。
でも、最後には本当の人柄に気付けていたので、すごいなと思いました。私も気付けることが出来るようになりたいなと思いました。
なので、これから私は、人の見た目にとらわれないで、本当はどういう人なのかと気付けて、私も人に信用してもらえるようにする為にも、みんなの事を信用して、なるべく人を疑わずに生活していきたいなと思いました。


【2年生】

「三人宿」は江戸時代の劇。甲州屋という宿が舞台となっています。話の中では社会科の歴史の授業で習ったところもありました。
劇の中で越後屋さんが自分の大金が狙われやしないかと、あんまさんと一緒になってびくびくしていました。そして、大げさなくらい疑心暗鬼でした。
すわらじ劇園の方は最初、「自分の立場に置き換えながら観てください。」というようなことをおっしゃっていました。
私は「おおげさなくらい」と書いたけれど、自分の立場に置き換えたら、それこそ大げさなくらい疑ってしまうかもしれません。
この人はこうだ、と決めつけて自分が納得するまで信じない。越後屋さんもそうだったと思います。
つまり人は固定観念にとらわれすぎているのだと思います。
私もそうなのだろうか。考えてみたけれど、よく分かりません。でも、思い当たる節はたくさんあります。
人を見かけで判断せず、内面にも目を向ける。それがこの劇で学んだことの一つです。


私は、「三人宿」を鑑賞して、人を見た目だけで判断してはいけないなと思いました。
明らかに悪そうな人でも「三人宿」のお役人さんみたいな人がいるので、ちゃんと確認できてから判断をしないといなけないなと感じました。
私は「三人宿」を鑑賞して思ったことは、もう一つあります。それは、家族の大切さです。
家族を生活させるためのお金を持っていた二人は、嘘をついてでもお金を家族の元へ持って帰ろうとしていた二人の事が忘れられません。
私は、これほど家族の事を思ったことが多分ありません。なので、家族の事を思う二人を私は真似したいなと思いました。
わたしはこれからのあり方として、見た目だけで人を判断しないことと、常に家族の事を大切に思うようにしていきたいです。


私はすわらじ劇園の「三人宿」のお芝居を観て、一番心に残っているのは、あんまさんが言っていた「人間は自分の想像でありもしないものを考え、恐れているというところです」あんまさんと、越後屋さんが役人が役人の事をいたち小僧だと思い恐れていました。
二人は役人さんの見た目からいたち小僧だと判断したのだと思います。そこから私は人は見かけによらないとうことを学びました。
私は人と話すのが苦手ですが、人を見た目だけで判断しないで、職場体験などでもそういうことを活かしていきたいです。


【3年生】

今回のすわらじ劇園の鑑賞会を観て思ったことは2つあります。
1つ目は、人を見た目で判断してはいけないという事です。
幸助は目つきやしゃべり方だけで清七をいたち小僧だと判断していました。でも、そうではなく本当はお役人衆で、自分たちを危険から救ってくれるヒーローでした。そうにもかかわらず、清七はいたち小僧におびえていい夜を過ごすことが出来ませんでした。それを見ているとなんだか馬鹿馬鹿しくなってきました。
だから私は、日常生活で根拠やちゃんとした理由もなく人を疑ったりするのはやめようと思いました。
2つめは、目の不自由な人の気持ちを考えてあげることです。今回の劇には目の見えない喜代市という人が登場しました。
目の不自由な人は目が見える人が怖がると見えない人はその倍ぐらい怖いだろうなぁと思いました。だからこそ、目が見える人は正しい情報を伝え、目が見えない人を安心させてあげないといけません。
また、目が見える人は目が見え絵うことを感謝しながら生活することも大切だと思いました。
この劇を通して様々なことを学ぶことが出来ました。これを活かしてこれからの人生を送っていきたいと思いました。


私はすわらじ劇園の「三人宿」を観て色々なことを思いました。一つは心で感じるという事についてです。
劇をしている人の表情もしっかりとみることが出来て、私は心で感じることが出来たのではないかなと思います。
二つ目は目の不自由なあんまさんにつていです。
劇の中でもしていたように、目が見えないから、他の人が怖がっていたら自分も怖くなるという事がみていてとてもよく伝わってきました。
三つ目はすわらじ劇園が毎年来て下さることへの感謝の気持ちです。
他の中学校などではこんなことはないと聞いたので、私たちはそれを見ることが出来てとても幸せなことだと思いました。
私たちはもうすわらじ劇園を観る事がなくなるけれど、3年間見てきた劇はとても面白かったです。
また機会があれば見たいと思います。


私は今日「三人宿」を観て、人を疑うことは駄目だと感じました。
何もしていないにもかかわらず、人に疑われるというのは本当に感じが悪いです。
危険な時などのいざという時に人を信じることが出来れば、それはすごいことだし、信じることが出来れば相手も自分の事を信じてくれると思うし、何より相手と仲良くなれると思います。
以前、ちょっとしたことで、何もしていないのに友達に疑われてしましたした。その時は本当に腹が立ったし、その友達に対してのいやな思いが出てきました。
一度ついた印象は戻らないと思います。
このような事がなくなるためにも、人を信じることは大切なことだと思います。
また、今回は役者さんの表情に注目して劇を観ていました
演技をしている役者さんの表情はとてもイキイキしていて、とても楽しそうでした。途中、ご飯を食べるシーンや、お茶を飲んでいるシーンがありました。
ご飯を食べるのもお茶を飲むのもまるで本当に食べたり、飲んだりしているように見えました。本当にすごいなと思いました。
もう学校でこのような演劇を観る事がないと思うけど、また機会があればこのような演劇がみたいです。


【先生】

今回の「三人宿」は時代劇という事で、昨年の「白いお地蔵さん」、一昨年の「Stand up」とはやや趣が異なっておりましたが、底を流れる「人間としてどのように生きるべきか」という問いは健在で、さすがすわらじ劇園だなと感じました。
ただ芝居の面白さを味わうだけでなく、芝居を通して自分の生き方のヒントになるものを見つける機会があるという貴劇団の劇は、中学生にとっては第2の道徳の授業ともいうべき貴重な学びのチャンスであり、大変ありがたいと思っております。

これからも素晴らしいお芝居を演じ続けられますことを、お祈りしております。