【6月号】

5 例年お世話になる新居浜市の学校公演が、残念ながら今年は他の劇団に決まり、ショックを受けました。それに代わる公演を模索する営業に皆が頑張ってくれました。

51 京都の小学校で「長靴をはいた猫」を上演。

54 「おたふく物語」の衣裳を着けての稽古。時代劇なので衣裳を着ることが大事な要素となる。昨年「三人宿」を上演したので、皆それぞれ着物の着方を身に着けてきたので、おおむね合格だった。

55 京都舞台様が「おたふく」の装置を搬入して下さった。早速組み立てて小道具などを配置、足りない物をいろいろ集めて演技の目的に役立てる。

56 舞台装置を使って稽古。充分な稽古を重ねてきたのでスムースに稽古を進めることが出来たが、小道具を使って細かい所も確認できた。

57 文化芸術会館で舞台稽古。板坂先生もわざわざ箕面から来て下さり、ダスキンの担当者、京都舞台の方なども来て下さり稽古進行。照明の方もプラン通りの明りが出せてよい仕上がり。装置の方も板坂先生の指示で若干の修正をして頂く事で、舞台稽古を終わった。6月3日の高松での初日を迎えるまでに更に稽古を重ねて、ご期待に応えたいと思う。今年の芝居は山本周五郎さんの原作であり、お芝居らしい芝居に仕上がってきたと思うのできっとお客様に喜んで頂けると確信した。

58 久しぶりに〇〇小学校で公演させて頂く事が決まり「長靴をはいた猫」を上演。随分以前に度々公演させて頂いた思い出があるが、劇園の者も殆どが初めてであり、お迎え下さる先生方の中にもすわらじ劇園の事は御存じない方ばかりで、一番の地元であるので、今年を機会に又復活していただきたいと願うものである。子供さん達も大変楽しんでくれたようだ。

511 兵庫県の小学校で「長靴をはいた猫」を上演。初めての学校だったがとてもよく観て下さった。良いご縁が続きますように。

514 滋賀県日野町の小学校で「てんぐのろくべえ」の初日を明けた。舞台がいささか小さい事もあり、初日という事もあってあまり出来栄えは良くなかったが、生徒さんは初めて見る本格的な舞台と、作品の内容の面白さに吃驚するような感じで、終始熱心に舞台を見つめて下さり、先生方にも好評で、来年も又お願いしたいと話して下さった。有り難いことだ。

515 昨日の反省会をする。演出より厳しい指摘があり、「てんぐ」の稽古のし直しをする。

518 今月28日に伊丹の市民会館で、高校が「白いお地蔵さん」を演劇鑑賞としてご覧下さるので、久しぶりの公演なので思い出し稽古をする。若い人達はよく覚えてくれているが、私は殆ど忘れていてセリフが出てこない。脳の襞が埋まってしまっていて,記憶していたものが湧いてこないのは認知症だと自覚した。情けないことだ。3人の新人にその他大勢を代役してもらうので、その方の稽古も大変だ。

519 今日も「お地蔵さん」の稽古。大体セリフが蘇ってきて一応めどがついてきた。若い観客に「差別」の問題について考えて頂く大事な芝居なので、しっかり上演したいものだ。3人の新人も少し流れが出てきたかな。

520 再度音楽を入れての通し稽古。新人たちも大分よくなって、私も科白だけでなく情景も思い出し、まあまあの稽古が出来たかな?。

521日 滋賀県日野市の小学校で「てんぐのろくべえ」を上演。校長先生から「先日同じ市内で公演された学校から,とても良かったと聞かせて頂いているので楽しみにしています」とのご挨拶を頂き、先日の初日の舞台が評価されていることを嬉しく思った。二日目になるので皆も少し慣れてきて芝居のツボも分かってきた様子。生徒さんも大喜びで観て下さった。

522 桑名市の小学校で「てんぐのろくべえ」を上演。3回目になるので大分よくなってきた感じ。初めてのご縁だったが、先生方は終始ご親切にお迎え下さり嬉しいことだった。今日は土曜日だったのだが、毎月1度土曜授業を実施して、普通授業をしたり、今日のように特別行事を組んだりしておられるとの事。とても良いことだと思う。又今日の主催は「同窓会」だそうで、空き缶を集める運動その他を実施して、少しでも子供さん達に資金援助や公徳心を養いたいと思っているとのお話に感心する。田舎だから出来る事なのかなあと思いながら、全国何処でもできたら良いなと思わせられた。子供さん達も熱心に観て下さり楽しかった様子。帰るときには先生方が最後まで見送って下さった。

526「白いお地蔵さん」の最終稽古。

527 滋賀県の小学校で「長靴をはいた猫」を上演。昨年も観て下さって「とても良かったので」と今年も実施して下さった学校。有り難いことだ。生徒さんもよく観て下さり、楽しかったよと言ってくれる。

528 伊丹市民会館で高校の演劇鑑賞会に「白いお地蔵さん」を上演。

阪神大震災で建物が傾き新しく建て直された会場で大変使いやすい立派な会場だった。舞台の担当者も親切な方ばかりで気持ちの良いホールだった。

高校の生徒さんも立派な観劇態度で、終始静粛にご覧下さりびっくりするほどだった。校長先生・教頭先生も開演前に楽屋にご挨拶に来て下さり恐縮したが、行き届いた教育の様子を感じた。終演後演劇についての懇談会を開いて下さり、30人ほどの生徒さんと、多くの先生方がロビーにお集まりの中で、今日の舞台の感想を伺ったり、ご希望に応じて発声や、芝居の仕方についてご指導をしたり、濃密な時間を持たせて頂いた。「差別の問題について、こんなことがあったんだなーと改めて考えさせられた。」「映像や音声だけで感じるのではなく、生身の俳優さんが、目の前で演じられる臨場感は、演劇でなければ得られないものだと強く感じた。」と、高校生らしい感想を伺って嬉しかった。

『おたふく物語』京都公演についてお願い。 623日(火)文化芸術会館

いよいよ京都公演です。毎年皆様の御協力で盛大な公演が開催させて頂いてはおりますが、年々お客様が老齢化されてだんだん少なくなってきております。その原因の一つはすわらじ劇園の上演作品が、お客様の御期待に添い得ていない所にあると、相済まなく思っております。

そういう意味合いから、今年は久しぶりに国民作家として多くの愛読者に愛されている山本周五郎さんの作品に、劇園の中堅を担ってくれております若手を主役にして挑戦しております。名もなき市井の庶民に光を当て、人情味に溢れた姉弟愛を描いた「おたふく物語」という山本文学を、泣き・笑い・そして感動の舞台にしていきたいと思っております。

一燈園と社会とのつながりの為にも、更に多くのお客様との触れ合いを深めて行かなければなりません。どうぞ、お年寄りから若い人々まで、一人でも多くの方々にご案内下さり、皆様も是非足を御運び下さるようお願いいたします。