すわらじ劇園 - 京都を中心に、全国展開する個性あふれる劇団です。

すわらじ劇園の紹介
すわらじ劇園の名称
 すわらじとは変わった名前ですが、その語源はインドの言葉です。マハトマ・ガンジーがインドの独立運動を指導したときの名称で、意味は「完全・自治独立」「完全・自律」という意味のサンスクリット(梵語)です。ガンジーの独立運動は、イギリスからインドの独立を勝ち取る為には、先ずインドの人たち自身が独立に値する国民にならなければいけないと諭され、暴力で勝ち取ったものは必ず暴力によって奪い取られる、と絶対非暴力の運動を繰り広げられたのです。劇団の創立当時(1930年頃)この運動が世界の注目を浴び、その思想と実践に心打たれた創立者たちが、劇団の名称に頂いたものなのです。又劇団ではなく、劇園と称しているのは、歌舞伎の世界を「梨園」と言い、又劇団の母体「一燈園」に因んで「園」にしたものです。

すわらじ劇園の沿革
 すわらじ劇園は、昭和6年5月31日(1931)京都山科の「一燈園」を母体に設立されました。 

 一燈園とは、西田天香さんという方が始められた生活団体で、「世界中から戦争を無くすためには、先ず自分の生活の中から争いの種をなくそう」と決意され、自らの生活を最下座に落として他のために奉仕することを徹底されましたが、その生き方に共鳴した多くの人が天香さんの下に教えを乞い、一つの集団となったのを「一燈園」と称したのです。(一燈園HP参照)劇園は、その人たちの中から自然に発生したもので、演劇の革命よりは、それを演ずる俳優の生き方を革命することを最優先にしようと決意して始まった劇団なのです。

 上演する作品はごく普通の作品ですが、その中に人間が生きていく上で大事なことは何かを、お客様と共に考えていこうという願いを持って70余年上演し続けているのです。

 創立当時から戦前・戦中は、剣劇・人情劇・喜劇・史劇など時代劇が多く、公演先も国内にとどまらず、中国・満州・朝鮮・台湾など海外にも足跡を伸ばしていましたが、戦後は現代劇・翻訳劇なども加え、昭和24年からは児童劇にも作品分野を広げ、小学生も対象にと、多彩な公演活動を繰り広げております。又中学・高校生を対象にした青少年劇場も加え、次代を担う若者たちにも積極的に観劇の機会を作っていただくように、先生方のご理解とご協力を頂きながら進めています。

 すわらじ劇園では、舞台を創っているのは舞台に出演している役者だけが創っているのではなく、裏方を含め空いている役者全員で創っているのだと考えています。従って全員が荷物を下ろすところから、舞台装置の組み上げ、照明・音響の設営、衣裳の配分、等皆が手分けして関わりあいます。後片付けも同じくです。勿論演技者としての訓練は常に行わなければなりません。華やかな舞台を作り上げるためには、その陰で地道な努力が必要なことは当然のことです。皆でより良い舞台を創り上げる、それが私たちの願いです。

一燈園のHPはこちら
 

これまでの主な上演作品
一般対象 

  長谷川伸 作 「瞼の母」「一本刀土俵入り」「討たれの旅に」

  ガンジーの伝記より 「糸車の祈り」

  藤本義一 作 「裸の放浪記」「どこがちがうねん」「トタンの穴は星のよう」

  杉本苑子 作 「鳥影の関」「江戸から来た人」

  橋田壽賀子作 「忍の一字」

  山崎豊子 作 「暖 簾」

  山本周五郎作 「さ ぶ」「赤ひげ」「人情裏長屋」

  北条秀司 作  「王 将」「狐と笛吹き」「麦踏み」

  小幡欣治 作 「限りなき愛」脚色「恍惚の人」

  中野 實 作 「褌医者」「明日の幸福」

  川口松太郎作 「故郷の月」

  森 鴎外 原作 「高瀬舟」

  澤田ふじ子原作 「戻り橋」

a

a
青少年劇場 

 タカクラ・テル作「箱根用水」

 今西祐行 原作 「肥後の石工」

 竹山道雄 原作 「ビルマの竪琴」

 内村直也翻案  「夜の来訪者」

 W.・ギブソン作 「奇跡の人」

 太宰 治 原作 「走れメロス」

 石森延男 作  「コタンの口笛」

a

a
児童劇   

 アラビアンナイトより「アラジンと魔法のランプ「アリババと40人の盗賊」

 F/バウム原作より  「オズの魔法使い」

 寺村輝夫作     「おにのあかべえ」「てんぐの六べえ」

 J・バリー原作より  「ピーターパン」

 グリム童話より   「白雪姫」

 ギリシャ神話より  「王様の耳はロバの耳」

 マーク・トウエン原作 「トム・ソーヤの冒険」

 コロデイー原作より  「ピノッキオ」

 呉承恩原作より    「孫悟空」

 フランスの民話   「美女と野獣」より「魔法の鏡」

 イギリスの民話より 「不思議なバイオリン」

a